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最初の一歩、ITパスポート

まったく経験のない人がIT系の資格を身につけようとするなら「ITパスポート試験」がよいでしょう。経済産業省から認定される国家資格ということもあり、知名度もあって汎用性も高い資格です。かつては初級システムアドミニストレータ試験というものがあり、ITパスポートはその後継として設定されました。
目的としては同じで、職業としてITに携わろうとする人が基礎的な知識を持つことを目指したものです。合格率も近年は50%前後で遷移しており、取得することが簡単な資格です。全く知識のないところからでも、2カ月ほどの勉強で取得が可能です。
エンジニアの知識としては専門的ではなく、これがあるから直接的に技術職で活用できるわけではありませんが、IT業界で必要最小限の知識を持っていることを示すことができる資格ともいえます。

最小限の基礎、基本情報技術者

ITに関わりのある仕事としての必要最小限がITパスポートとするなら、その上位となるものであり、エンジニアとしての最小限の基礎を押さえているのが「基本情報技術者試験」です。こちらも経済産業省が認定する国家資格です。かつては第二種情報処理技術者試験と呼ばれ、昔に取得したような方は「二種」という呼び方をすることもあります。
新人のエンジニアには必ず取らせる会社もありますし、必須としなくてもこの資格があることで資格手当を支給する会社も少なくありません。勉強期間としては5~6カ月とされていますが、ITパスポートを先に取得していれば重複する範囲もあり、少し短縮することも可能です。
合格率は20~30%で推移しており、これも知識さえ身につけられれば難しい資格ではありません。

インフラエンジニアに重視されるCCNA

インフラエンジニア・ネットワークエンジニアの分野では、先にあげた国家資格よりも重視されるのが、シスコ社による技術者認定試験の「Cisco Certified Network Associate」(CCNA)です。こちらも基礎的な知識を試す入門的な試験であることは違いがないのですが、よりインフラ・ネットワークの現場で利用される実用的な知識が求められます。
基本的なネットワークの知識、シスコ社製のネットワーク機器についての設定などが出題範囲となっていますが、今のネットワークの現場でシスコ製品を使っていないということはまずないのでより実用的な資格であるといえます。
より入門者向けのCCENTというものもありますが、ちゃんと基礎的な知識をもっていると業務として認められるのはCCNAからになりますのでこちらの取得をまずは目指しましょう。ただし、注意したいのはこちらの資格は更新が必要であり、3年ごとに試験を受けて更新しなければいけません。

必要な情報は常に身につけていく

資格を取得することで気持ちの面で自信やモチベーションに繋がることが期待出来ます。

{CodeCampus}
CodeCampusは「プログラミング初心者を応援するメディア」として、これからエンジニアとしてスキルアップしたい人に向けて有用な情報が掲載されています。

https://blog.codecamp.jp/https://blog.codecamp.jp

全く知識がないならまずはチェック

  • 魅力ある志望動機が転職成功の鍵

    インフラエンジニアへの転職を目指す際、魅力的な志望動機を作成することが重要です。まず、インフラエンジニアの役割や業界の特性を理解し、志望する企業の事業内容や社風を把握しましょう。未経験者の場合、熱意やポテンシャルをアピールすることが大切です。IT技術への興味や社会貢献への意識、独学での努力などを具体的に伝えると効果的です。また、自分の性格とインフラエンジニアの仕事内容とのマッチングを説明することで、適性をアピールできます。これらのポイントを意識して志望動機を作成することで、採用担当者に強くアピールできるでしょう。

  • 未経験からインフラエンジニアになるためのキャリアパス

    未経験からインフラエンジニアに転身する場合、どのようなキャリアパスを歩むのかによって、その後の成長度やポジションが異なってきます。自分の人生の時間を無駄にしないためにも、インフラエンジニアとしてしっかりと活躍できるキャリアパスを経ることが大切です。一般的に、インフラエンジニアのキャリアパスは「監視業務」「ヘルプデスク」「システム運用・保守」「システム設計・構築」と業務の難易度で区別されています。容易ではありませんが、段階的にスキルや知識を習得できるので、未経験の方でもチャレンジしやすい職種と言えるでしょう。

  • 必須スキルを抑えておく

    インフラエンジニアを目指す場合、まず把握しておきたいのが必要とされるスキルです。インフラエンジニアは、ITサービスの基盤となる部分を担うポジション。サーバー・ネットワーク全般の知識はもちろん、クライアント側の要望を汲み取るコミュニケーション能力も求められます。ここでは、そんなインフラエンジニアが持っておきたい基本的なスキルを挙げています。さらに、プラスアルファとして学んでおきたい言語や将来ニーズの高まりが期待される分野にも言及しているため、今後どういった方向に進むかの参考にしてみるといいでしょう。